天と暦

[00:00.01]花江夏樹、岡本信彦 - 天と暦
[00:09.97]移ろうひと時を
[00:12.87]慈しみゆるりと越え
[00:18.75]月の澄んだ夜半曇らせないように
[00:26.14]数知れず譲り
[00:28.52]受けていざ秘めた光を
[00:34.57]在るべきものを守るために
[00:39.99]灯して
[00:44.49]共に信ずおぼゆ欠片
[00:49.28]待ち過ぐす月日
[00:52.93]朱に染まる跡を
[00:56.63]辿り向こう様映す
[01:01.64]覚束無し遠く揺れる面影に
[01:08.02]訊けば
[01:10.09]また巡り逢うため
[01:14.80]坂の強きのぼり強くあろう
[01:24.76]行方訪ねても末は
[01:28.69]ただ詮方なし
[01:33.79]ならば流れに任せて進むのみ
[01:41.07]白い泡沫が岩亀を
[01:45.87]丸めたるように
[01:49.61]程々しくも今に顕るのなら
[01:59.58]歩む足の向かう先が
[02:04.30]同じでなくとも
[02:07.87]いずれ何処か道は
[02:11.54]交じる然るべき時で
[02:16.46]永き夢を結び溶いて
[02:21.28]遊戯する心地は
[02:24.96]あやかしも惑いも
[02:29.73]討ち果たした後に
[02:33.78]嗚呼土と木々の間
[02:38.84]物思う黄昏の空
[02:44.31]授かりし身よ
[02:47.42]呼びと呼ぶ声
[02:49.88]ここに来たれり
[03:16.71]共に信ずおぼゆ欠片
[03:21.20]待ち過ぐす月日
[03:24.88]朱に染まる跡を
[03:28.87]辿り向こう様映す
[03:33.52]覚束無し遠く揺れる面影に
[03:40.01]訊けば
[03:42.07]また巡り逢うため
[03:46.89]坂の強きのぼり強くあろう
花江夏樹、岡本信彦 - 天と暦
移ろうひと時を
慈しみゆるりと越え
月の澄んだ夜半曇らせないように
数知れず譲り
受けていざ秘めた光を
在るべきものを守るために
灯して
共に信ずおぼゆ欠片
待ち過ぐす月日
朱に染まる跡を
辿り向こう様映す
覚束無し遠く揺れる面影に
訊けば
また巡り逢うため
坂の強きのぼり強くあろう
行方訪ねても末は
ただ詮方なし
ならば流れに任せて進むのみ
白い泡沫が岩亀を
丸めたるように
程々しくも今に顕るのなら
歩む足の向かう先が
同じでなくとも
いずれ何処か道は
交じる然るべき時で
永き夢を結び溶いて
遊戯する心地は
あやかしも惑いも
討ち果たした後に
嗚呼土と木々の間
物思う黄昏の空
授かりし身よ
呼びと呼ぶ声
ここに来たれり
共に信ずおぼゆ欠片
待ち過ぐす月日
朱に染まる跡を
辿り向こう様映す
覚束無し遠く揺れる面影に
訊けば
また巡り逢うため
坂の強きのぼり強くあろう