雑感 (Zakkan)

[00:00.21]柴田聡子 - 雑感 (Zakkan)
[00:01.53]作词:柴田聡子
[00:02.29]作曲:柴田聡子
[00:14.05]だんだんと消える霧の中を
[00:17.63]走って行く
[00:20.31]この調子なら明日には
[00:23.03]静岡くらいには着くはず
[00:27.10]私ほど運転が上手い人も
[00:30.84]なかなかいないです
[00:33.97]車よりバイクの方が
[00:36.85]ぜったい速いときがあります
[00:41.58]どこにだってあるものでも
[00:44.52]こことそこじゃちがうので
[00:47.77]ここにないからどこかにあると
[00:51.26]思って来ただけです
[00:55.20]毎日のせいで涙を
[00:58.24]流す暇もないだけです
[01:01.53]片目で歩いているのを
[01:04.36]偉いって
[01:05.37]言われるのも妙です
[01:08.96]霧の中をありえないような
[01:12.66]速さで行く
[01:15.34]考え抜いた末にしたことで
[01:18.87]恨まれて愛される
[01:22.36]積み木を崩さないように
[01:24.98]見ていないとこで
[01:26.90]押さえている
[01:29.28]ように見せかけていつだって
[01:32.01]離せるのは私です
[01:36.89]揺れながらあたたかい朝を
[01:40.13]待っているだけです
[01:43.01]あなたなんかには
[01:44.93]きっと一生
[01:46.55]分かるはずない夢です
[01:50.40]染みついたものばかり
[01:52.98]抱き寄せて眠らせている
[01:56.82]ずっと勇気になって
[01:59.04]私のとこに住んでるだけです
[02:03.89]どこのあたりに
[02:05.35]キスをしたら
[02:07.59]よろこんでくれる
[02:10.72]それはそういう野原に
[02:13.39]出た時のためとっておく
[02:17.64]トイレの鏡に映る私は
[02:21.10]私を焚きつける
[02:24.49]諦めない顔と目つきは
[02:27.88]格好良くてしびれる
[02:31.92]車はぜったい羽根や
[02:35.25]自由ではないです
[02:38.39]エンジンかければ
[02:40.97]誰でも動かせる危ない
[02:45.87]手招きをされても
[02:47.99]まなざしをくれたって
[02:50.11]行かないです
[02:52.39]私には私にしか
[02:55.11]分からないことがあるんです
[02:59.76]頼りにしていた人が死んで
[03:03.04]途方に暮れている
[03:06.03]この羊の前で
[03:08.00]どんな私でも羊は羊です
[03:12.85]この頃は暇なので
[03:15.18]これまでの分まで黙ってます
[03:19.72]ここは夢の中だから
[03:22.34]何をしてみたっていいんです
[03:27.19]いつもの扉を開けて
[03:30.22]私はどこへでも行く
[03:33.32]続いてはさらなる
[03:35.50]あたたかい夢のなかほどを行く
[03:41.05]毎日のせいで涙を
[03:43.93]見落としているはずだから
[03:47.41]さあ今ならいくらでも
[03:50.03]やってみて全部受け止める
[03:54.78]霧が晴れたら
[03:56.50]紺色の空に点々と星粒
[04:01.25]給料から年金が
[04:03.57]天引かれて心底腹が立つ
[04:08.12]腹が立つ自分でも驚くくらい
[04:12.01]うーん 腹が立つ
[04:15.05]行けるようになったから
[04:17.58]行きたいとこに来てみただけです
[04:22.49]来てみただけです
[04:25.98]来てみただけです
柴田聡子 - 雑感 (Zakkan)
作词:柴田聡子
作曲:柴田聡子
だんだんと消える霧の中を
走って行く
この調子なら明日には
静岡くらいには着くはず
私ほど運転が上手い人も
なかなかいないです
車よりバイクの方が
ぜったい速いときがあります
どこにだってあるものでも
こことそこじゃちがうので
ここにないからどこかにあると
思って来ただけです
毎日のせいで涙を
流す暇もないだけです
片目で歩いているのを
偉いって
言われるのも妙です
霧の中をありえないような
速さで行く
考え抜いた末にしたことで
恨まれて愛される
積み木を崩さないように
見ていないとこで
押さえている
ように見せかけていつだって
離せるのは私です
揺れながらあたたかい朝を
待っているだけです
あなたなんかには
きっと一生
分かるはずない夢です
染みついたものばかり
抱き寄せて眠らせている
ずっと勇気になって
私のとこに住んでるだけです
どこのあたりに
キスをしたら
よろこんでくれる
それはそういう野原に
出た時のためとっておく
トイレの鏡に映る私は
私を焚きつける
諦めない顔と目つきは
格好良くてしびれる
車はぜったい羽根や
自由ではないです
エンジンかければ
誰でも動かせる危ない
手招きをされても
まなざしをくれたって
行かないです
私には私にしか
分からないことがあるんです
頼りにしていた人が死んで
途方に暮れている
この羊の前で
どんな私でも羊は羊です
この頃は暇なので
これまでの分まで黙ってます
ここは夢の中だから
何をしてみたっていいんです
いつもの扉を開けて
私はどこへでも行く
続いてはさらなる
あたたかい夢のなかほどを行く
毎日のせいで涙を
見落としているはずだから
さあ今ならいくらでも
やってみて全部受け止める
霧が晴れたら
紺色の空に点々と星粒
給料から年金が
天引かれて心底腹が立つ
腹が立つ自分でも驚くくらい
うーん 腹が立つ
行けるようになったから
行きたいとこに来てみただけです
来てみただけです
来てみただけです